『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
2017年5月12日公開
みんな大好きMCU
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のれっきとしたシリーズ作品である。
2008年『アイアンマン』よりはじまったMCUは、今では本作を入れて15作品といった大所帯である。
それに加え、ドラマ版として『エージェント・オブ・シールド(シーズン3)』『エージェント・カーター(シーズン2)』『デアデビル(シーズン2)』『ジェシカ・ジョーンズ』『ルーク・ケイジ』『アイアン・フィスト』『ディフェンダーズ(8月公開)』と数多く展開している。
全て同じ世界の話である。
そう、今さら興味を持っても作品数を知るだけで「うっ…」となる数なのだ。
そんな入門者の為の作品(と言われている)なのが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなのである。
他のMCUとは深いつながりは、まだない。
ストーリー全体もコメディチックに仕上げられており、明るめの作品だ。
それでも、起承転結はしっかりとしており、考えられるシーンに泣けるシーンもしっかりとある。
白から黒までしっかりと揃った優秀な作品なのだ。
アイアンマンやキャプテン・アメリカなんかは登場しない。
ニック・フューリーを知らなくても問題がない。
入門者が勢いをつけるのにはもってこいの作品なのだ。
オススメする楽しみ方
入門者向けと言いつつ、マニア向けに様々な仕掛けが仕込まれている。
知っている人が見れば「ウオオオ!あいつが出てる!」「次の作品にあいつが出るぞ!」と興奮すること間違い無しのネタが溢れかえっている。
入門者は、そんな事にはほぼ気付かない。
だが、そこを知ろうとすればもう、いらっしゃい状態。
①出来れば『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(1とする)』を観る。
②出来れば1の解説をしているサイトでネタを知る。まとめサイトでも良い。
③『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』を観る。
④リミックスの解説をしているサイトでネタを知る。
⑤知ったネタから原作ネタを知ろうとする。アメコミWikiなんかオススメ。
⑥気になったストーリーのアメコミを購入する。
最近は映画館でもアメコミを売っていたりするから勢いで買えるのだ(地元のアースシネマズは売っている)
アメコミ映画を観れば、その流れで1週間は楽しめる。
アメコミ書籍も1冊2000円~3500円するが、2~3時間集中して読まないといけないくらいボリュームがある。
それにフルカラーだ。海外の一流アーティストが描く作品を芸術としても楽しめる。
1冊が高く感じるが、なかなか質が良い趣味である。

- 作者: ダン・アブネット,アンディ・ラニング,ポール・ペレティエ,秋友克也
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2017/04/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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おいでよ!アメコミの森!
MCUだけで2020年まで公開・展開するタイトルが、7作品もある。
それに加えて20世紀FOXのX-MENシリーズは6月1日に『ローガン』の公開を控え、『X-MEN』のリブート版も製作中だ。ドラマ版も作っているようだ。
さらに、バットマンやスーパーマンを擁するDCコミックスも8月25日に『ワンダーウーマン』の公開を控え、年末にはスーパーマンやワンダーウーマン等が登場するDCコミックス版アベンジャーズこと『ジャスティス・リーグ』も公開予定だ。
年に5本以上アメコミ映画が公開されている。
まさにビッグウェーブ!乗るしかない!
次は、6月1日『ローガン』だ。
アメコミ映画と言いながら、アメコミ映画の枠に収まらない2017年の最高作品と言う人が数多くいるので期待値爆上げである。