『パッセンジャー』
本日、鑑賞。
微バレ含む。
核心ネタバレは、隠しております。
動員少ないから上映回数が減って困る!
レイトショーで観たら、たまたま最大スクリーンだった。ラッキー!
主演は、イケイケのジェニファー・ローレンスとクリス・プラット。
ジェニファー・ローレンスが先にクレジットされているけども、クリス・プラットの為の映画である。
ジェニファー・ローレンス演じるオーロラが、個室で眺める地球の親友たちが遺したビデオレターを観るシーン。
『アナタの成功を観る事は叶わないけど、応援している』
私は、こういった『キャプテン・アメリカ』的な境遇を描かれると泣いてしまう。
様々な理由から「自分だけ時間の進みが遅く」、気付けば周りの家族・友人が死んでいたり別のパートナーを見つけているという境遇に共感してしまい、とても苦しくなる。
『インターステラー』のブラックホールを用いた重力ターンのシーンなんか思い出すだけで涙が出てくる。
泣くからこそ、心に来るからこそ素晴らしい映画なんだと私は思っている。
『キャプテン・アメリカ』『インターステラー』そして『パッセンジャー』は、素晴らしい。
以下、核心ネタバレを含んでおります。
ローレンス・フィッシュバーン演じるガスが、観客を、私を救ってくれた。
確かにクリプラ演じるジムは、やってはいけない事をした。
でも、1年も孤独を味わえば誰だってやるだろう。その苦しみを表現する言葉が見つからず、鑑賞中に凄くモヤモヤしていた。
そこにガスが、
『溺れている人間は、誰かにすがってしまう。助かりたいからだ。』
という言葉がストンと胸に入り、ジムが救われた。私も救われた。オーロラも救われてた。
ガスの言葉は、この映画を表している。
終盤の権限書き換えシーン。
事前にオーロラが「記憶力は凄く良い」とか伏線張っていればとても気持ち良かったと思った。
ラストシーンの描写も堪らない。
劇中は旅路30~33年目の物語だったと記憶している。二人で生きていった彼らの年齢を30歳、寿命を80歳と仮定してみよう。
寿命を迎える頃は、まだ旅路80年目頃なのだ。クルーが起きる120年目までの40年間、誰も整備せずにあの船内の状況は維持出来ない。
そう、彼らの子供達が船内で育ち、生活しているんだ。幸せな船内生活を送った事が伺え、観ているこちらも幸せな気分になる。
ジムが初めて木を植えたシーンでエンディングを想像出来たが、満足する表現をしてくれた。
ちなみに、彼らはヤリまくりだったからすぐ子供が出来たとして旅路34年目頃の出産。子供達の年齢は…86歳!現実的じゃねえな。子供同士で子作りをしちゃって孫の世代かね?
 [Blu-ray] 【Amazon.co.jp限定】パッセンジャー ブルーレイ スチールブック仕様(初回生産限定) [Steelbook](2Lサイズ フォトカード付き) [Blu-ray]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51srH47MRJL._SL160_.jpg)
【Amazon.co.jp限定】パッセンジャー ブルーレイ スチールブック仕様(初回生産限定) [Steelbook](2Lサイズ フォトカード付き) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2017/08/02
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る