ローガン
公開日に鑑賞。
『ピーチガール』観る系女子に本作観せたら開始15分で寝るわ。
作品情報
2017年6月1日公開
ジェームズ・マンゴールド監督作品(『ウルヴァリン:SAMURAI』監督)
当然だが、ヒュー・ジャックマン主演。
なんと、R15+指定作品。
R18+指定『デッドプール』が大ヒットした影響で、本作をR指定作品として製作したそうだ。
作風
血生臭くマットな雰囲気のハードボイルド映画。
決してデート映画ではないし、娯楽映画でもない。
鑑賞後は、少し疲れを感じる重厚な雰囲気。
感想
鑑賞前にハードルを上げすぎたやつ。
アメコミファンでなくとも十分楽しめる作品。
ただ、アメコミファンであればローガンとプロフェッサーの関係性が分かっているので序盤の流れがスッと入ってくる。
正直言うと前作の『X-MEN:アポカリプス』がパッとしなかった事もあって悩ましい所。
それでも、ローガンの幕引き作品として素晴らしい男らしさを感じるし、ローガンサイドの人々が皆、輝いている。
どうみてもニュークスなキャリバンも輝いていた。
そしてなにより、ヒュー・ジャックマンやパトリック・スチュワート以上に輝いていたのが、ダフネ・キーンという女の子。
この女の子に衝撃を受けた。
ダフネ・キーンちゃんの今後に期待
ローガンの相棒・ローラを演じたダフネ・キーンちゃんは、12歳!
子供のスタントダブル(スタントマン)を用意出来ないから、アクションが出来る女の子を探していたら、たまたま発掘した女の子だそう。
本作のアクションは、ほぼ彼女が実際に行ったとか。
演技も大人顔負けだし、とても美しい。
下記URLの動画を見て欲しい。
She's a natural. Watch Dafne Keen’s #Logan audition with @RealHughJackman. https://t.co/KY9608SwTK pic.twitter.com/gshqBZbL3D
— Logan (@WolverineMovie) 2017年5月16日
ヒュー・ジャックマン相手にこの演技だよ!?
表情からはウルヴァリンのような凶暴性を感じ取れ、とても12歳の演技とは思えない。
本年度のアカデミー賞に是非ノミネートしていただきたい。
しっかりと成長し、今後の映画界で輝いて欲しい。
期待していたマイルズ・テラー君は、ファンタスティック・フォーと共に銀河へ消えていってしまった…。

- 作者: マーク・ミラー,スティーブ・マクニーブン,秋友克也
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2017/05/12
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