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第89回アカデミー賞ノミネート発表

今年もアカデミー賞の季節がやってきました。

2017年 第89回 アカデミー賞特集 - 映画のことなら映画.com

毎年、映画ファン以外にとっては難しい映画ばかりでピンと来ない方も多いと思います。

 

簡単に説明すれば…

全世界にいる映画制作関係者の中から選ばれたアカデミー会員が「この作品の○○すげえ!」と褒め合い、その年のNo,1を決定するお祭りです。

 

馴染みのない作品も多い

日本人には馴染みのない要素(人種差別や宗教etc)を含む作品がチラホラ出てくるので日本ではパッとしない作品が多いです。

例えば、昨年の作品賞・脚本賞を獲得した『スポットライト 世紀のスクープ』は、新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話を基にした作品。

日本における興行では、鳴かず飛ばずだったかと思われます。(正確な数字出てないのでイメージです)

 

しかしながら、その道のプロ達が選ぶ「その年のNo,1たち」なので映画としては間違いない作品が非常に多いです。

 

史上最多タイの14部門ノミネート

今年は、『ラ・ラ・ランド』という作品が史上最多タイの14部門にノミネート。

前評判では「結構ノミネートするんじゃないか」とは言われていましたが、蓋を開けてみれば史上最多タイ。

全世界の人々が絶賛するミュージカル映画なんだそう。

…なんだそう。

……日本では、まだ公開してないねん。

 

日本での洋画公開時期が遅すぎ問題

ここ1ヶ月ほどTwitterの映画クラスタ達が話題にしていたのが「日本での洋画公開時期が遅すぎ」という問題。

一般的なイメージでは「吹替とか字幕に時間が掛かるから仕方ないんじゃないの?」と思うかもしれません。

実は、そうじゃないパターンが非常に多い。

洋画は、日本で公開する前に海外ではBDが販売されているなんて事がザラに起きています。

しかも、その海外版BDには日本語の字幕がデータとして入っている場合が非常に多い。

…そう、上映しようと思えば上映出来るんです。

実際、上映1ヶ月前に試写会が開催されてたりするじゃないですか。

これは、日本の配給会社がマーケティングの為にわざと遅らせていたりします。

 

今回のアカデミー賞で最多ノミネート『ラ・ラ・ランド』の公開時期は、下記のような感じ。

アメリカ:2016/12/2

日本:2017/2/24

ほぼ3ヶ月近く遅れて上映なんです。

恐らく、アカデミー賞を受賞して箔が付いたタイミングで公開したかったんでしょう。

気持ちは、痛いほどわかります。

私もそうですが、日本人は”流行”という言葉に弱すぎるんです。

「○○さんが褒めていたから美味しいんだ(面白いんだ)」という人の価値観に頼るところが非常に多い。

そういった感覚を理解しているからこそ、公開時期を遅らせているんでしょう。

だって、商売ですもの。

 

自分自身の価値観で作品を選びましょう。

観終わった後は「ミステリアスな主人公の背景には~」とか難しい批評も良いけど、「面白い・面白くない」「人にオススメできる・できない」で簡単に語れば良いと思うんです。

だって、映画は娯楽じゃないですか。

それこそ「ゲームは遊びじゃねんだ!」になってしまう。

…僕に語彙が無いだけなんですけどね。

 

話がそれましたが…

その道のプロが選ぶ素晴らしい作品たちに注目してください。

その作品を観とけばハズレを引く確率は、うんと減るはず。

2月は、是非『ラ・ラ・ランド』を観るべし!

www.youtube.com

 

同監督が一昨年に公開した『セッション』も非常に楽しめます。

キャストの鬼気迫るシーン、特にラストシーンでは拳をギュッと握りしめてしまいます。

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ステマ

我が地元・姫路の映画館「アースシネマズ姫路」では、下記のアカデミー賞ノミネート作が上映されるようです(ステマ)

1/27『ドクター・ストレンジ』

2/24『ラ・ラ・ランド』

3/10『モアナと伝説の海』

3/24『パッセンジャー』

4/7『LION ライオン 25年目のただいま』

いやあ、たのしみですね!